ドバイのジャズドラマー/コンポーザー ロニー・アフィフ インタビュー

今月ニューアルバム『Zourouf』をリリースしたドバイで活動するドラマー・コンポーザー、ロニー・アフィフRony Afif)。アルバム・音楽に対する思い、そしてドバイの音楽シーンについてインタビューを行いました。

– 今回初のソロアルバムということで、このアルバムについて少し教えて下さい。

ロニー:音楽自体は少し古い作品なんだけれど、これをレコーディングする理想的な機会をずっと待っていたんだ。思い描いているものを形にするため、時にはニューヨークに行ってレコーディングしたものもある。このアルバムのタイトル”Zourouf”はアラビア語で”状況、環境”という意味で、音楽を通して人生の中の自分が経験した様々な状況、シチュエーションを表現したものなんだ。ためらい、葛藤、そして喜びや悲しみなど、全ての感情を音楽の中で表現しようとしてみた。

– ドバイのジャズ・音楽シーンはどのような感じですか?

ロニー:ドバイでもジャズは存在しているけどまだ多くの進歩が必要だね。まず人々に知らしめるのと、いい音楽についての教育の発展、これは常に終わりがないけど。でもまぁ2006年から活動し始めて良くはなってきていると思う。

Rony Afif ロニー・アフィフ ジャズ ドラム

– 近代中東音楽について少し説明してもらえますか?ご自身の音楽にどう影響を受けているのでしょうか?

ロニー:ジャズも伝統的な中東音楽も複雑なリズムから成る即興から成り立っている。ジャズからはそのような自由なスピリットを吸収する耳を準備することを必要とされる。また吸収するだけでなく、そこに自分のボキャブラリーを足していくわけで、外国語を自分の母国語のアクセントで話すのと似ている。違いがあり、異国情緒のあり、とても率直で。近代中東音楽について言えば、伝統的な楽器の音楽は衰退してきているけれど、まだそれを受け継いでいる素晴らしいミュージシャンもいて、それはとても刺激を受けるよ。

– ジャズだけでなくファンクなども演奏されるんですよね?影響を受けたアーティストなどはいますか?

基本的に様々な物が好きだから、いい音楽であれば何でも聞くし、演奏する。あまり一つのジャンルに偏っているわけではないよ。ファンクも好きだし、ラテンなども演奏するし。影響を受けたアーティストはヴィニー・カリウタブライアン・ブレイドアリ・ホーニグかな。

– 日本の音楽ファンにメッセージをお願いします。

僕の音楽・アルバムを楽しんで頂けたらと思います。アルバムに収録されている”Sakura”は日本の皆さんに捧げる一曲で、人生を象徴し、蘇生の気力を柔らかに美しく表現してみました。気にいって頂けたら幸いです。

 

 

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInPin on Pinterest